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特訓なのだ!

2014年08月22日

今朝市場へ行きますと、初モノの秋刀魚が出ているではないですか!
お値段も例年に比べればお手頃。
たまには、賄いで焼き魚もいいな〜なんて思って、購入しました。
その秋刀魚が、後々とんでもないトラブルになるとは、その時は思いもしなかったのです。

皆んな出勤して来まして、朝の仕込みをしている時です。
「そうだ!初物のサンマ買って来たんだ。今日の賄いね」と私。
「塩焼きですね。やったーいいですね」と竹ちゃん。
「わかった。秋刀魚の塩焼きだからね。賄い。ちゃんとご飯炊いてね、よろしく」と私が福ちゃんに言います。
すると、福ちゃんは少し困った顔?
「大根買ってくる。」ともうノリノリのマネージャー。

ランチの時間も皆んな秋刀魚の塩焼きが頭から離れません。
ランチの営業が落ち着いて来たので、
「ご飯炊いちゃえよ。あと、大根おろしと、マネージャーが買ってきたゴーヤの天ぷらの用意もしとけよ。」と竹ちゃんが福ちゃんに指示を出します。
すると、なぜかオロオロしながらお米を研ぎ、鍋に水と米を入れオーブンに入れようとする福ちゃん。
「こら!待て!お前いきなりオーブンに入れるなよ!火にかけて沸騰してからでしょう。あれ?水少なくねぇ?どんだけ入れたんだよ。なに?三合?米三合でしょ?同じじゃん?米炊いたこと無いの?」とイライラしだす竹ちゃん。
聞きますと、鍋で米が炊けないそうで、でも水の分量は、調理学校に行ってれば教わってるでしょう。
仕方なく足らない水を足して、米を炊く竹ちゃん。
その後、福ちゃんはと言いますと、秋刀魚を前にして頭をひねる。
まさか、塩焼きも出来ないとは!
仕方なく、バットに網をしきそこへ秋刀魚を並べて塩をし、オーブンの上火をつけて焼けと教える私。
次の難関は天ぷら。
しびれを切らした竹ちゃんが衣を作り、野菜を切るのはマネージャー。
その横で大根をおろす私。

なんだかんだありまして、美味しい秋刀魚の塩焼きとゴーヤと茄子の天ぷら。大根の葉っぱの塩漬け。お吸い物が完成。
あれ?出来上がっで見ますと、結局福ちゃんがやってたのは、お米をといだのと天ぷらを揚げただけ?
せっかく勉強のために全部やらせようと思ったのに、皆んな手を出しちゃうんだから。

でも、仕方ないんです。我々がこの仕事をしているのは、美味しいものを食べるのが大好きだからなんです。
そりゃ、丸々太った初物の秋刀魚を目の前にしたら、美味しく食べたくなるのは当然です。

そして、今日何もできなかった福ちゃんに、明日から地獄の賄い特訓が始まるのでした。つづく

ちちもわらう

2014年08月15日

お盆年の時期ですので、家族みんなそろってと言うことが多いと思います。
 
うちの場合、実家も飲食店ですので、お休みが合えばいいのですが、なかなか合わず、お互いのお店に食べに行って顔を合わせることになります。
 
昨夜も、母、妹、妹の旦那、そしてお客様。なんてメンバーで食事に来てくれました。
兄のお店ですから、わがまま言い放題。
楽しそうにはしゃぐ皆様。
他のお客様がお帰りになりましたので、わたくしも話に加わります。
 
話の内容はすでに居酒屋状態!
ポンポン話題が飛ぶ飛ぶ。
その中で、母の一言に沈黙
ちょうど、近くに出来た中華料理店の話に、そこの料理がなかなか本格的と言うことで、
「それじゃ、アワビのクリーム煮はあるの?」と母。
「この辺でやってるお店ですよ。そんな高級な料理はないですよ。」と実家のお店の常連様で呼び出された岩ちゃん。
「えー無いの!それじゃ、ギュウヒレノスガタニハ」と母。
一同頭の上に?
「それ、フカフレのこと?」
そして、大爆笑!
 
そんな楽しいお盆の夜のお話でした。
 

ほんとうのことだよ

2014年08月02日

昨日のディナーのことです。
カウンターに座られたカップルのお客様。
男性の方が、カウンター越しにドリンクの注文をされます。
「チンザノある?ドライをロックで。」
すると、お客様の目の前にいましたスタッフのタケちゃん、
「僕もチンザノ好きなんですよ」
とお客様と飲み物の話に花咲きます。
「ちょっと癖があるのがいいんだよね」とお客様。
「これは白ワインをベースに薬草なんかを入れて作ってるんですよ」となかなか博識のタケちゃん。
勢いがついたようで、さらに
「赤もあるんですけど、そちらはちょっと甘めですね。あと、ドライとロッソをハーフアンドハーフにするカクテルもありますよ」とタケちゃん。
わたくし、その話を聞きまして、気が気じゃありません。
すると、ほかのオーダーも入りまして、お話は中断。
わたくし、タケちゃんを呼びまして、
「チンザノのハーフアンドハーフのカクテルの名前を言うんじゃないかと思って冷や冷やしたよ。」と私。
すると、キョトンとした顔でタケちゃんが
「名前なんてあるんですか?チンザノハーフアンドハーフだと思ってました。」
「なーんだ、知らなかったんだ!よかった、お客様に言うんじゃないかと思ってドキドキしちゃったよ。」と私。
「なんていうんですか?」とタケちゃん。
「チンザノドライとチンザノロッソで<チンチン>って言うんだよ。てっきり知ってるかと思った。」
 
このカクテル名は本当のことです。美味しいですよ!
ぜひ、バーに行って頼んでみてください。
でも、二丁目のバーで注文すると・・・・こわいこわい!!