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最近の高校野球に思うこと

2016年08月03日

毎年この時期になりますと、怪物が現れます。
確かに<ゴジラ>は封切りされましたが、毎年じゃありません。
関西にたくさん現れます。その怪物たちは!
それは高校野球!甲子園デス。
毎年毎年、怪物と呼ばれるスッゴイ高校球児が現れます。
ひと昔前でしたら、ピッチャーで150kを出すなんて稀な存在でしたが、今や何人も出てきます。
各チームの4番バッターは、軽々とホームランを打ちますし、みんな体も大きい。
 
うちの息子も今年から高校に入学し、小学校のころから始めた野球を高校でも続けております。
体が小さい割にはセンスがあり、ピッチャーと外野手をこなします。
ピッチャーでは球は早くはありませんが、コントロールはよく、緩急を使ってバッターを打ち取る、クレバーなピッチングをします。
これからの活躍を期待する父なのですが、息子的には行き詰まっているそうです。
それは、トレーニング方法です。
野球の技術的なものではなく、食事トレーニング。略して
<食トレ>
 
今や運動選手では当たり前みたいですが、食事を制する者は勝利を制する!と言われているようで、いまや野球の強豪校では当然のように行われております。
先日、偶然見ていたスポーツ番組で、横浜の強豪校の密着取材を放送しておりました。
部員が150名以上の全国でも最多の高校です。
練習やしつけもすごいのですが、練習しているわきでなぜか食事をする選手がいます。
二合目飯にカレーをかけて食べています。
これが<食トレ>です。
驚くことに、朝からの練習の合間に10回以上食事をとり、多い時には10合、って一升のご飯を食べるそうです。
何のためって、その子はピッチャーで、体を大きくして急速アップをはかるそうです。
確かに3年間で身長も体重も増えてました。
でも、残念なことにレギュラーにはなれず、応援席で仲間の応援をすることに。
 
私は練習が厳しいのはいいと思います。
好きな野球をやってうまくなるために、レギュラーになって試合に出るために、一生懸命努力することは大切だと思います。
でも、体が大きくならないから試合に出れない。っておかしくないですか?
練習中にそんなにご飯を食べたら、消化不良を起こしますよね。
水の代わりにプロテインを飲んだり、そんなに無理やり体を改造しなくては試合に勝てないのでしょうか?
現に、常に吐き気や下痢をしている選手も多いそうです。
食に携わるものとして、食事をトレーニングにするって、残念でなりません。
食事は生きるために取るもの。そして楽しみであるものだと思います。
そうやってお客様に喜びを与える仕事をさせてもらっているわけです。
 
先日、バスケットの強豪校の監督をされている先生とお話をすることが出来ました。
数年前に赴任されて監督に付かれたそうです。
女子のバスケ部ですが、それまでは高校野球と同じで<食トレ>のためにたくさん食べることを強要していたそうです。
それは一切排除しました。
父兄からは猛反発にあったそうです。
でも、ご自分の信念を貫き、一番は生徒のためを思ってやめたのだと思います。
このチームが県内でも一番になることを願っています。
 
西東京予選であの清宮選手がいます早実が負けてしまいました。
相手のピッチャーは150kを出す剛速球や切れのある変化球で抑えたのではなく、50%のストレートを武器に早実打線を抑えたそうです。
 
今年の甲子園では、体は小さくても、感動を与えてくれるような選手たちがいるチームに勝ってもらいたいと、ひそかに思うのでありました。